リサイクル親父の日記

第671話 淋しいなぁ~~ 

2013/05/04

宮城県仙台市と石巻市でリサイクルショップをやってます。
買取現場やお店では何かしら面白いことがあって、その出来事をアップしたいと思います。
5月4日の中山おさひろの「起業の目」というブログを読んでショックを受けた。

5月1日に倉庫生活館というリサイクルショップの会社が2度目の不渡りを出したそうだ。
振り返ると、俺がリサイクルショップをやろうとした時の師匠の様な方がオーナーの堀之内さんだ。
全国にフランチャイズを多数展開してたし、本も出版してた。

俺はフランチャイズになるつもりは無かったが、リサイクルショップのやり方が皆目見当もついてなかった。
そんな時に堀之内さんの本を見つけて・・夢中で読破して・・・これだったら俺にもできるかもと感じたのだ。
だから忠実に書いてあることを実行してると、その通りの結果を得られた。

そんなこんなしてたら、堀之内さんは「マネーの虎」というテレビ番組に出て一躍超有名人になっていた。
俺も起業家だし「マネーの虎」は毎週見て勉強してたんだ。
俺はあれだけ巨大になった堀之内さんをとっても尊敬してるし、ホームレスから成功した素晴らしい知恵者だと感じてる。

そんな彼がどうして不渡りを出す経営や資金繰りをしてしまったのかと不可解。
ホームレスから再起する時の気持ちは何処に行ってしまったのか?
あの本に書いた考え方は何処に置き忘れたんだろうか?

生活倉庫は俺の店の近くにもあるし、ずーっと動向は気になってた。
イイ話も悪い話も業界筋からいっぱい聞いてる。
俺にとっては巨大過ぎてライバルとかじゃなくて、その大きさもとても真似のできない異次元のことだった。

面識はないのだが、やっぱりリサイクルショップの先生であることに変わりはない。
世に広げ過ぎてしまった結果が己の足を引っ張ったかも知れない。
或は最先端を走ってて、異業種に手を出し過ぎてたかもしれない。

ダイエーの中内さんを思い出すんだけど・・・
どれだけ最先端だったとしても、常に進化という変貌をし続けないと後塵を拝するのかな。