リサイクル親父の日記

第710話 偽装って結構昔からあったように・・・

2013/11/04

偽装と誤使用と誤表示、勘違いとか思い違いとか、物は言い方でなんとでもなるらしい。
従業員は真面目にやってますから、悪意など持ってません。
あれだけ確信的に誤表示をしてて、言い逃れが凄いぞって呆れて寒心してしまう。

俺が育ったうん十年前にさかのぼってみると、大した誇大広告はなかったと思う。
育つにつれて、又は社会人になって自前で金を稼ぐようになってからかな、贅沢も少ししたりして。
日本は高度経済成長真っ盛りだったからね、イケイケドンドンって感じで熱狂する雰囲気があったね。

金の詐欺商法があって、その首謀者が白昼にマンションで殺されたりした。
その子分たちが金商法に似たねずみ講をあれやこれやとやって拡散させてたね。
実はホリエモンのずっと以前から金権主義や拝金主義ってのはあった。

思うに田中角栄の日本列島改造ってのが日本人を金権主義に走らせたかもね。
まぁそれはそれとして・・・
例えば、スポーツ界における暴力、相撲界から高校野球までも、全てに表と裏、本音と建前が行き渡ってることだ。

実際の内容はバレなきゃ問題がない、儲けは大きい方がイイから、高級そうに思うように書いておこうってノリだろうか。
バレなきゃ・・この精神が全国に広まってるね、体罰問題と一緒の感覚だったのでしょう。
日本は国土で考えれば狭いからね、まとまりがあるって言えばあるが、同質性がパッと広まるね。

悪意を持った誤表示と悪意のない表示間違いの差はなんだろうか?
お客さんの前のメニューと料理は同じならば、悪意の有無なんて関係ないでしょ。
非情に見苦しい言い逃れですね。

アレルギーでの人命にかかわるトラブルが無くて良かったよね。
20代始めは船員だったから日本のあっちこっち、世界のあっちこっちに仕事で航海した。
珍しい物を食いたくていろいろ食べたが、できるだけ安価な方を選んでた。

美味いか不味いか、口に合うか合わないかが全てだった。
その感覚は俺の中でいきてる、だから値段が高くても不味いのは不味いと判断できてる。
牛どんも値段と味で判断するから、値段の割に美味いとか、高いのにあんまり美味くないとか自己判断する。

20年前のこと、東京から知人が来たので地元の有名料亭に案内した。
あろうことかビールが最初のオーダーと追加オーダーの時にメーカーが違ってた。
アサヒビールがキリンビールに変わってたんだね。

仲居さんに指摘しても・・・
あれから俺はその料亭(?)には行かないけど。