リサイクル親父の日記

第720話 覚悟が必要

2013/11/24

思えば禁煙、俺は忘煙、タバコを忘れるってことにした。
本当に俺らしいのは、勝手に「忘煙」って造語しちゃうとこ。
禁煙したのっ?って聞かれて安易に肯定してしまうと、

例えば将来吸った時に言い訳ができないでしょ、そう考えてしまうから・・・
これは克己心の無さの現れです。
禁煙のトライは過去に1~2度あって、当然なのだが挫折してるのだ。

1年前に心臓の精密検査があって、医師に命が危ないかもって注意された。
俺はこんな時が来るかもと恐れもない訳じゃなかったが、遂に来たかと納得した。
もっと生きたいか、喫煙して運に任せるかの二者択一。

これくらい重大事にならないと決断できなかった天邪鬼なのだ、俺は。
先日、知人からよく頑張ってるね、と褒められた。
彼は止めたいが止めれないと嘆いてて、どうしたら止めれるか教えてくれってせがまれた。

「忘煙」してると説明したが、ふっとダイエットに応用できないかと閃いたのだ。
何年も前に高血圧症が見つかってから通ってる先生に先日珍しく説教された。
「1年前よりも約10kも増えましたよ・・・これじゃ心臓への負担が大きくて・・心配ですね・・・

・・何とか減量の努力をしないと・・・美味い物は極力控えて、野菜をメインにして・・・」
説明しながら悲しい顔つきで本当に俺のことを心配してる、と感じる。
他人がこれだけ俺の身体を心配してる、先生とはいえ他人だし、優しい先生なのだ。

健康診断の結果表でも悪い数値が増えてるし、総合的にこのまま増えるとヤバイそうだ。
そんなことがあって、どうして痩せようかと思いつ悩みつって浮遊感覚でいる。
特に去年暮れからの「忘煙」後からジワジワと増えたのだ。

喰う楽しみ、味わう美味さって堪えられない程に俺は大切だったから・・・
タバコも・・・美味しい食事も・・・俺の楽しみは減るばっか。
まぁ順調に年取ってる証しだろうが、少しばかり淋しさがある。

事情が事情なので今回は、本気で「覚悟」してダイエットにトライします。