リサイクル親父の日記

第734話 クリスマスリースはイイですね

2013/12/26

今朝、仙台市泉区で2件買取があった。
最初は単身赴任者の引越しで、中年オヤジが東京へ戻ることになった。
10日くらい前に見積をしてて、競合がいたのだが、なんとか俺が取った。

見積した時も感じたが、細かいことを大変気にするタイプ。
図体が大きいのに随分細かいなと強く印象に残ってた。
今朝もそれはあった。

「それは持って帰るから止めとく、でもね、こっちは持って行ってくれる?
どうプラスマイナス・・ちょうどプラマイゼロだろ」と勝手に計算してるから、俺は受け入れてた。
上機嫌な彼は帰れることがとても嬉しいらしく、最初から最後までニコニコしてた。

3人体制で運んだから、例え3階の階段でも順調に終えることができた。
だから2番目の予定時間には早すぎる・・・でも、こんな時は待機してるも嫌だしできれば前倒ししたい。
電話すると、眠たい声が、いや寝てる声と言った方が適切だと思える声。

「は~~ぃ・・・あっ、・・そうですか~~」彼女は快く(?)寝ぼけ声で答えてくれた。
泉区の将監(しょうげん)という地域、道路がグニャグニャしてる古い地区の新しい2階建てアパート。
道路が狭いので、空いてる駐車所にトラックを横付けした。

トントンと階段を駆け上り、奥の部屋に向かった。
ドアーに円形クリスマスリースが掛けてあって、昨夜はイブで今日がクリスマスだったと思いだす。
ドアーが開いて現れた彼女がなんとパジャマ姿、化粧っ気がないすっぴん茶髪でして、パジャマの胸が大きく開いてる。

「・・すいません・・・寝てたんでぇ~~・・」
売る物を検品して・・・自転車は階段の下に駐輪、だからパジャマ姿でスタスタと寒空に出る。
「まだ・・1年も経ってないの・・・でも、引越しだし・・」

申し分ないママチャリだったし、超大型60インチテレビは持って行くがテレビ台は売るという。
IH2口コンロなど、全体では買取はできたが・・・
「北海道から仙台に来て1年も・・・今度、東京に行くの・・・」