リサイクル親父の日記

第737話 初荷だよっとっと・・・

2014/01/07

5日が今年の仕事始め、役所などの仕事初めは6日(月)。
6日は俺んとこも初荷、要するに一番最初の出張買取があったの。
この買取は昨年暮れに見積してて、多少紆余曲折があってがなんとかまとまったんだ。

初荷ではあるが、現場で何かしらトラブルにならなければイイなと思ってた。
仮にトラブレば、腹くくって戦う(交渉)必要があるが、それは覚悟して出向く。
トラックで3人で行ったのだが、何が起きてもいいように同行者に車中で伝えてた。

年の初めの初荷で縁起が悪いのも困るし、さりとて何も知らせずに同行者に面喰らわせたらもっと悲惨だろうと考えたのだ。
がしかし、それが杞憂に終わって、とってもスムーズに搬出、積み込みが済んだのは幸いだった。
事務所兼治療所、事務機もあれば医療器具のような物もあってバラエティに富んでる。

初めて接する品物は価値や販売先が分からず苦労する。
その結果、売り急ぐために薄利で捌くのが習性、でも今年からじっくりゆっくり売ることにした。
慌てず焦らず取り組んで相当な時間がかかっても許容して、利益額を確保することに重点を置くんだ。

今日7日は関連の別の場所からの買取が続いてた。
こっちには良品マッサージ機があり、昨年の暮れからお客さんからリクエストが入ってた。
ただし、状態が良くて綺麗なことが条件で、且つ全身マッサージのもの。

見積の時はサッとしか見てないのと、電気が止まってたから作動チェックはできてない。
どうしても見積は大雑把にせざるを得ない、点数が多いのと乱雑さの中のチェックだから、それを踏まえての見積なのだ。
持ち帰って電源を入れて作動確認をすると、当然なのだが正常なのだ。

マニュアルはなかったのでネットから印刷する。
そしてお客さんに電話する、「例のマッサージ機を買取して来ましたよ、状態はイイですよ」
彼は「直ぐ行くよ、15分もあれば・・」、息を切らせて到着する。

「う~ん、腕はできないし・・足裏もないし・・それに調整できるのか?」
彼がデモ機で試してきた最高級品からは見劣りするから少しがっかりか・・・
「俺は試してるが、どうぞやってみて下さいな」と促す。

「その前に・・何ぼなんだよ、高いと買えないしよ」
「大丈夫ですから、配達や値引きもしますよ、暮れにに聞いた予算よりは安いから・・」 
マッサージ機に乗った彼の姿は、まな板のコイに思えたが、これで買うだろうと読めた。

10分くらい彼は試して、各種操作をトライしたようだ。
「もらうわ!」と宣言して長財布から一万円札をピン札で取り出してきた。
・・・

そんなこんなで初荷の品物が売れた。