2014/02/05
仙台の通勤ラッシュはやっぱり凄いんだと実感する。
どこもかしこも渋滞が激しくて、ラジオで渋滞情報を聞きながら、そして諦めながら走るしかないんだ。
買取日をお客さんの都合に合わせるのは当然なのだが、その為に朝になってしまう場合がある。
平日の朝はラッシュが分かりきってるので、所要時間予想を長くする。
そして初めての場所で道路が狭かったりすると、ちょっとした間違いで大幅にずれ込むとか・・・
青葉区小松島は東照宮前を通って薬科大学方面へ登って行くが、その手前の右側山方面は狭いっす、混んでっす・・・
奥へ登って進むと、狭いのにT字路があり軽自動車が路駐してる・・・おや、こっちに気づいて移動はしてくれる。
ギリギリで通過して、目的アパートに着く筈なのだが・・・そこは2~3メートルの高さの崖の上に建ってた。
アパート後ろ側らしく、反対側前面に元来た道をスーパーバックする必要がある。
注:スーパーバックとは「即刻戻す」って意味、骨董のセリで時々聞くのだが、面白いので私的に試したりしてる。
車も自転車も歩行者もがラッシュアワーで縦横無尽に行きかってるから、別の道に辿り着くのに大変な労力がかかる。
アパート反対側、正面側道路は少しは広くて駐車もできて助かった。
玄関に向かった時、坂道を急ぎ足で登ってきた女性が話かけてきた。
「・・ゼイ、ゼイ・・ハァ、ハァ~~あの~、遅れて~~すいま~せ~ん・・ハァ~・・」
依頼者だったので、「俺も遅れて・・・道路を間違って・・グルッと回って」と互いに謝りあった。
エレベーターに乗って気づいたのだが、実は正面玄関はB1、地下1階なのだ。
2階に上がるのに2フロアー越すのだった。
1K、ドアー内側玄関に洗濯機置き場があって、扉で隠すようになってる、これも珍しいっちゃ珍しい。
部屋の右半分にピンクの布団が毛布や枕と乱舞してるし、左半分にはコタツやカラーボックスが一応並んでた。
さっきの言葉は普通だったが、今目の前の現実は少し酷過ぎじゃないの、でも今時の女の子はこんなものか。
布団だから畳んで置くとかできるわけだが、そっかぁ~、俺が男女差別して考えてるのかも知れないぞ。
男も女も今時は片付けない、だらしない人はいる。
それを「女なのに的」に判断するのが間違いらしい、ふ~ん、しょうがない、これが現実。
「・・布団もイイんですか、持ってってもらえません?」
「布団は無理ですね」俺は断った。
「下に自転車があるんですが、どうですか?」
「1年くらいだったら大丈夫だよ、買取できるよ」即答した。
「フライパンや鍋も・・・全然使わなかったし・・」とか、
「こっちのカラーボックスも・・」とか、
はてし無くズルズルと要らない物を言ってくるんだった。