リサイクル親父の日記

第775話 恐怖の2月だった

2014/02/28

小売商売は28が厳しいと昔から言われてた。
格言のように 諺のように俺も思ってる。
最近はその思いが凄く辛いくらいに響いてる。

今年も厳しい2月だった。
寒くて客足が遠のくのしょうがないが、豪雪でにっちもさっちも行かなくなってしまったから追い打ちをかけられた気分。
暗く落ち込むのは俺だけでもないらしいが、経営の結果が全て俺が背負込む訳。

12月から1月、2月がとっても厳しい期間であって、ここを如何に乗り超えるかがやり繰り。
俺はだから、ある程度値引き販売を積極的にやったりするんだ。
売れてない商品(数ヶ月から数年の在庫)にお客さんが興味を持ってくれた場合、声かけして買い気を見極める。

本気で買うと思えば、思い切った値引きを提示して決断を促す。
儲けうんぬんじゃなくて、換金が第一って考えだ。
それは売れ難いから一つの売り方であり、或は、値引きした値段が正解なのかもしれない。

セリに参加して思うことは、何年も前に買った時はその値段が正しかったかもしれない。
しかし、現在は何分の一にしかならないってことが往々にある。
勿論、その逆もあるが、しかし、圧倒的に値下がりしてる方が多いんだ。

・・・ということは、俺が現在の相場に疎くなってる証左であり、セリにたまにしか行かない結果でもある。
そんな状況の中、冬場を凌ぐことを対策しないとならない。
だから在庫さばきに精を出すし、ド~ンと値下げもする。