リサイクル親父の日記

第776話 今日は2月29日でしたっけ?

2014/03/01

数日前の電話で多分大学卒業生からである。
冷蔵庫と洗濯機で4年前の物と言えば、申し分なく買取できる。
他に大きな家具が2点あるが、それは断わるしかなかった。

彼は4点を伝えてきたが、住所を聞いて俺は即答を避けた。
「青葉区川内ですか、道路が狭い場所が多いから・・調べないとハッキリ返事できないですね」
この地域は山の傾斜地に沿って建物が密集してるので、2トントラックでは行けない場所が非常に多い。

俺は小さいトラックをチャーターしてもイイかどうか、損せずに買取できるかどうかを考える。
店のトラックで行くのがベストだが、無理してトラブルのが怖いし、お客さんにも迷惑をかけちゃう。
だから、家具までだと乗用車では不可能なので、「冷蔵庫と洗濯機であれば・・対応できますが・・・」

彼が家具を除いても了解するとは思ってなかった。
普通では、そんな場合には彼はウチを断り、別な店を探すのだろう・・・が、彼はその条件で了解したんだ。
「・・そ、そうですか~~家電だけでもお願いします」何とも爽やかな答えだろう。

「えっ、イイんですか?」俺は再・再度確認したんだ。
家具はどうするんだろうかと気にはなるが、それは彼の判断なので考えないことにした。
「分かりました、それでは日程はいつがイイですか?」

すると彼は、「そうですね、今週末とか・・28日か29日でお願いしたいと思ってます・・」と言ってきた。
俺は、「28日は難しいんで・・・29日の土曜日ですかね、それでお願いします」と答えた。
だって、28日は骨董のセリに行くつもりいたし、俺にとっての今年の初セリだ。

冬場寒さと雪でセリに行けなかった。
俺の場合は、セリに行くのは平日だけに限ってる。
土日祭日って店での買取や出張買取が入り易いから、店で対処できるようにしてる。

そして、今朝、彼の所に行って来た。
「今日は29日ですよね?」とニンマリ顔で俺は聞いた。
「えっ!!1日ですよ??」彼は未だ気づかなかった。