リサイクル親父の日記

第788話 セブンでXXしないと・・・

2014/03/19

仙台市青葉区の高松という地域は古い家と新し家が混在してる。
狭い道路が多いが、それでもトラックでも行き来できるからストレスフリーで買取に出かける。
難点は道幅が狭いために、路駐場所確保に四苦八苦するし、離れて止めたりしないとならない場合もある。

大和ハウスの新築アパートの2階の部屋、やっぱり新築って臭いが違うね。
オートロックで玄関扉を開けてもらわないと入れないから、セキュリティーはアパートでは抜群だね。
1年前の新築時に入居して、今回彼は引越すことになった。

不要品は2年前の物もあって、良品が多いのは、俺には「2コ1」って分かった。
彼女と結婚する、或は、同棲するから、各々のイイ物を使うことにする。
その結果、それぞれに不用品が出てしまう。

お互いに良品を持っててくっ付く場合は、不用品もおのずとイイ物って理屈。
1週間前に見積してたから、それほど問題はないのだが、彼は約束時間に現れない。
ケータイが繋がると、30分勘違いだったが、5分遅れでやって来た。

綺麗に片付いてる、俺の買取品だけが残ってる。
玄関の廊下壁が遮蔽板式なので、左右どちらかに1メートルくらい回って室内に行かなければならない。
ドアーを開けても直接室内が見えないのはイイんだろうが、家具を運ぶのに邪魔なのだ。

新築でもあり、細心の注意で傷付けないようにして運び出す。
そんな具合に作業をしてるのが普通、その時に彼はスマホを眺めたり、電話したりしてる。
家具を運んだ後を拭き掃除をする几帳面さだった。

物も大切にしてたし・・・
部屋は運んでしまえば、そのままで大家も納得するだろうと想像できた。
その時、ケータイが鳴って、彼はそれに応えた。

「・・・うん、業者さんが・・もうすぐ・・終わるよ、・・・うぅ~~ちょっと腹痛くって・・・」
どうやら彼女らしい、とっても親しそうな話具合に思えた。
「・・ペーパー・・・あれっ、無いや・・・片付けちゃってんだな・・痛て、腹が・・・

・・うん、終わったら・・・セブンで、セブンでしてくよ・・クソしてから行くから・・」
断片で聞こえたが、腹痛でトイレに行きたいが・・・そういうこと。
俺もよくあって、セブンに助かってます。