リサイクル親父の日記

第828話 夜明けのドライブ

2014/08/21

昔、爺さんが夕飯後、直ぐに床に入ってたことを思う。
親父も似た感じだったから、よくそんなに早く寝れるものだと感心したっけ・・・
それが今は俺がそれに近い、晩酌後風呂に入った後テレビを見てると・・ウトウトしてる。

ウトウトで済めばイイのだが、ぐっすりと睡魔に襲われてしまうことが多いんだ。
早寝はイイことが多い気がするから嫌いじゃないし、まあ夜中に寝れなくなってしまうのが不都合なくらいだ。
早起きは三文の得って訳じゃないが、早朝にグッドアイデアが閃くことも結構あったね。

早朝テレビ観賞、ビデオチェック、散歩とくれば、やっぱり早朝ドライブが俺の決定打かも知れない。
30代の頃から眠れない夜中から朝方にかけてドライブしたりした。
市中の歩き慣れてる場所でも暗いと感じ方が違うし、様々な模様や雰囲気が思いを新たにしてくれる。

その観光的気分は好きで、体験自体が素晴らしい旅行にも思える。
たまたま今朝ね、ドライブしたの・・・真っ暗闇から明るくなるまで・・・
東の空から明るくなってきて、朝陽が朝焼けてて、それが積乱雲に反射してるから・・・

そうそれはほとんど赤い光でもって、雲の連なりの東側を染めてるの・・・
地平線と言っても、真っ平らじゃなくて少々うねってるその上に満丸くて大きい太陽も朱色なのだ。
大気圏を斜めに長~~く太陽光が通過するために光が分光されちゃって、それで俺らは赤を認識しちゃう。

雲が多いからか物凄く厳粛な感じを受けたし、西洋の宗教画の世界がある。
とか・・・日本画の名作の感じもするしぃ~~~・・・とか・・・
自然界の美しさも再認識をするし、同時に今回の土石流のような自然の恐ろしさも忘れてはならない。