リサイクル親父の日記

第831話 迷ってるぅ~~~~

2014/08/25

お盆明けに友達が東京から来て久し振りに飲んだ。
彼が恒例の帰郷をするのだが、半世紀に及ぶ友達としての付き合いなのだ。
俺の店のお客さんがやってる地元の寿司屋さんで気楽に一杯酌みかわすということ。

いつものようにオーダーらしいオーダーはせずに、「何かつまみを・・刺身盛り合わせで・・・」ってな具合。
俺は店のお客さんにも丁寧な言葉遣いをしてないし、寿司屋の大将も同様なので互いにため口調。
「サンマはヌタにしておいたから・・・マグロは近海本マグロだよ」

擦りガラス大皿に盛られたお造りは、見た目にも涼しげだったし彩も良くて5~6種類の刺身を堪能できた。
赤みマグロはほど良く、大トロはスーゥととろけてしまう感じがした。
回転寿司やスーパーの物とは物が違う、年に数回の可愛い贅沢かもしれない。

旧知の大将の店で半世紀の友と美味い食事と生ビール、自家製塩からも出てたな。
付け出しは、近況報告やら健康の確認やら・・・本当に歳と共に健康話、持病自慢みたいで嫌ですが・・・
酸いも甘いも知った年だし、どうしても社会やスポーツ、文化などに思いのたけを吐き出す始末。

同調同感できることはあるし違和感が出る場合もあるが、それぞれに認めつつ討論を交わすのだ。
一連の流れの後に、将来をどうするか、何して生きるか、暮らすか、過ごすかなんてテーマになっちゃった。
人生はまだまだ続くかも知れないが、例えば同級生が急逝したりしてるので、ある種の不安が募ってもいる。

そろそろ定年を迎えるので、ケースバイケースだが勤め人の場合は残り5~6年ってことだ。
俺は自営業なので、気持と健康次第となる、勿論、金銭欲もあるが。
現在は借財もあるから止めることはできないが、数年後であれば止めるのも選択肢になる。

やりたいことがあって、それを目標にできれば更なる起業もありだろう。
現在はそれはない、漂う如く日々流されてる浮遊感があるはどうしてだろうか。
何かをやるには遅いし、年齢的にも無理だと、リスクを負うべきじゃないとも考えてる。

「迷うねぇ~~今の延長が自然かも・・何もないし、特別、将来を考えていない」
答えにならない自問自答。