リサイクル親父の日記

第838話 沿岸を忘れないまめに・・・

2014/10/17

3.11東日本大震災から3年半が過ぎました。
俺の中にもやるせなさと無常感がいまだに漂ってるし、今後も続く筈だ。
だからいつも忘れないように心掛けているし、被災地の復興状況を見て回ってる。

普段は仕事のついでに寄り道して見る。
或は、まだ薄暗い時間帯に朝陽とともに車を走らせる。
時には、盆暮れ、正月などに日常行かない地区を遠出をして、牡鹿半島各所から三陸海岸辺りを見てる。

仙台の隣の名取市の「ゆりあげ」、漁港も含めて広範囲に津波に襲われた。
そこから沿岸道路を北上すると仙台市若林区「荒浜」、仙台新港、多賀城、塩釜と続く・・・
松島湾内部は思いの外影響は小さくて、初めて見た時にとっても驚いたのを記憶してる。

津波が直接襲った所と湾内で波が緩和され所では、歴然としてたし、その運不運を感じてしまった。
大きな災害が起きる度に、この運不運というか幸運とかを思い知るけど、ホントに理不尽極まりない。
東松島市「のびる」は海水浴で栄えてたが、今は何処にも装いは感じられない。

松林は更地になってしまい、各所にうずたかく土盛りされてて土砂集積がハンパない。
地番沈下もしてるから奥松島への道路付近は冠水注意個所がきわめて多くなってる。
航空自衛隊松島基地付近の大曲地区も地盤沈下が凄くて・・・ここは地区全体の盛り土工事真っ盛り。

更に北上して石巻市工業港副港、最近瓦礫処理焼却炉が撤去されて更地になってる。
北上川を跨ぐと石巻漁港、ここが物凄い工事をやってる。
魚市場水揚げ岸壁全部をかさ上げしてるし、建屋工事が真っ盛りだ。

水産加工場もバンバン新築されてるし、地域のほとんどが土盛りされ、道路も新しくなりつつある。
この工事状況が被災沿岸地区全体でやってるって凄過ぎるよ。
少し内陸部に目を向けると、宅地造成に戸建て、集合住宅建築工事がこれ又大量に行われてる。

そうやって・・それで・・そして・・一歩ずつ・・きっと・・日が過ぎて・・復興するんだろうね。