リサイクル親父の日記

第841話 今年の終わり、来年の始まりに・・・

2014/12/26

俺の店の営業も29日までです。
毎年色んなことがあって、イイことも悪いことも多種多様なのは例年通りなのかと感じてる。
やっぱり一番大きく心に残るインパクトは、仕事、それも店の経営についてだ。

競争なんてしたくなかったと淡い思いがあったけど・・・
競争の少ない仕事、商売をしたいと考えてリサイクルショップを起業したんだよ。
何故って、当時は非常に店が少なくて、競争と競合なんて表現はつかう必要が無かったんだね。

それがどうでしょう・・・あっという間に大激戦化して、俺の淡い思いは吹っ飛んでしまった。
そんな具合に好むと好まざるにかかわらず俺は必死に競争に勤しんでる。
ふっと起業の頃を思い起こすと、俺は少しばかり羞恥心が湧くし、或は、現実的にもっとやらねばと自分自身を鼓舞してる。

ある種の対策、並びにあの手、この手を尽くさないでいると相対的な後退を生んでる。
何もやってないのと同じようにジリ貧は店にとっての致命傷になりかねない。
何年も前から気づいてはいたが、打つ手があるのも分かってたが、まだまだだと俺も淡く思ってもいた。

同じような淡さは時には甘さだし、今更のように自虐してみる。
実は「解」の無い、見つけられない、探そうとしない気持、探究心を脇に置いてしまう、その為に「解」に近づけない。
もどかしさと現実逃避が交差して・・・いたづらに時間が過ぎてる。

やっと腹が固まった。
「解」を必死に探そうと決断できた。
それが今年の終わりに見つかった、気持が晴ればれした。

それで来年が大丈夫ってことにはならないが、ただ道筋が掴めて気分がスッキリしたんだ。