2015/02/24
そろそろ大学生の卒業引っ越しシーズン到来です。
1月にも学生さんからの買取はボチボチあったが、2月後半から3月末までがピークになる。
でもここ数年は俺の店は以前ほどじゃなくなってるが、それでも激増する。
俺は戦略的にあまり先の予定を入れないようにしてるのと、忙殺されないように予定を入れるように工夫する。
朝から晩までだと、例えば天候が悪いと変更調整が効かなくなる。
結果としてお客さん達にも迷惑をかけるし、俺らもてんやわんやしてもイイことはなく、むしろ悪い状態に陥る。
だから空白日を多くしてるし、あまり集中するようには取らない。
直前に電話があったりしても場合によっては対応することで、イイ買取があったりする。
だから焦らず慌てずじっくりと構えてる。
電話は女子学生だと思えた。
どうやら入学時に買い揃えた品々一式で、4年前となれば故障してなければ最適だ。
「はい、大丈夫ですよ、その日で・・・住所はどちらですか?」と聞いた。
「仙台市の青葉区の~~千代田町~~XXXの105ですけど」
実に弱々しい声で非常に聞きとり難い。
「それで、建物の名前は・・・」と催促した。
「・・え~~と・・・読み方・・分かんないけど・・・かみというじ・・・ひとつきが・・・」
「かみ~ですね、どんなかみです・・・ひとつきってのも・・・」と再度聞き質すしかない。
「かみさまの神です、ひは日にちの日で・・つきはお月さまの月です、二つくっついてて、明るいって字です」
「分かりました、すると、ホワイトピースフル神明105号室ですね」復唱したら、
「あぁ~~そうですよね・・・しんめいって読むんだぁ~~」と感心されてもね。
しかし4年間住んでるんですよ、なのに神明を読めてないって驚くね。
それほど気にすることじゃないよって感じが若者の気分かしら・・・
漢字の読み方を間違う、又は読めない、それが増えているのは感じる。
自分の住所だからね、これは違う気がするね。
4年住んでる間に読めなくても困らなかったということかな。
読み方はどうでもイイのか、字を書ければ済んじゃうとかするわけ。
或は、メールでも入力できればOK。