リサイクル親父の日記

第44話 若さを感じる時・・・

2015/03/20

高血圧になったのは相当前である。
毎日血圧降下剤を服用してるんだが、発症時よりは良くなってる。
初めは3種類の飲んでたが、数年前から1種類1錠だけを飲んでる。

しかし主治医の先生からの指導にはなかなか従えないというか、食欲に負けている。
体重を減らすこと、暴飲暴食はもってのほかだし、適度な運動もやらないと・・・
ごもっともだから・・しかし思うに任せずというか、現実的には少しだけやっちゃ、また、やらなくて。

そんな状況だが、月に一度は通院して先生に会って診てもらい、薬を処方してもらう。
それは月一の儀式の如くだし、行く前から分かってるから、単に薬の処方を出してもらってイイかも知れない。
受付で「薬だけお願いします」と言ってる患者さんが多くいるのも分かる。

そうであっても、俺は必ず先生に診てもらうようにしてる。
自分の気持ちの弱さを少しでも克服しようとしてるのだ。
先生からお説教を言われれば、その時だけは自制心が出る。

その循環を分かりきってても繰り返してるからね。
願うのは、これ以上悪化しないことと勝手なことを祈ってる。 
時々に混み具合が違うが、待合室に患者がいるのが常だ・・・

どちらの病院も似たり寄ったりだが、兎にも角にもお年寄りが多い。
風が流行ってる時や健康診断でグッと混んでるのはしょうがないが、できるだけ間隙を狙うのだが難しい。
昨日も曜日を考えて、天候を考えて、時間帯を考えて・・・やっぱり予想が外れてしまう。

待合室にあるベンチシート5客に9割がた座ってる患者さん達。
こりゃ1時間以上かかるなと諦めた。
窮屈に座るの好まないから、壁際に立ってた。

すると患者さん達の誰もが俺より年上にしか見えない。
これは奇異なことで、1人2人は若年者がいてもイイシ、これまでは気にしたことが無かった。
すると、俺は若いってことだと感じて、それは一般社会ではあり得ない現象ですよ。