2015/05/10
おぉ~~ウチは偉大なる二軍、三軍かぁ~~って実感する。
リサイクルショップの序列の話です。
一般のお客さんから見た場合のウチの立場を思い知らされる電話だった。
おっさんが慌てて電話で喋ってるのが分かる。
話し方が少々辻褄が合わず、飛んだり跳ねたりしてるし、それにとても早口になったりする。
俺はゆっくり噛み砕きながら復唱して確認する。
「明日、明日午前中に来れる?」開口一番に言う。
「あぁ~買取ですか? どんな物があるんですか?」とか「場所はどちらですか?」とか訊ねる。
「え? 物? あ~ぁ、家電や家具だけど・・・冷蔵庫は三菱の2011年で洗濯機は・・・」
一事が万事というけれど、ひとつずつを噛み砕いて聞き出した。
4年前に単身赴任したが、今度急に転勤になったから不要になる。
ついては明日午前中に買取引き取りをしてくれってことだった。
「いま、今、仕事から帰って来たばかりでさ、これから片付けを・・・」
そりゃまた忙しないこと、しかし、彼は凄く嬉しそうでもある。
急過ぎる転勤でも、家に戻れる喜びが大きいのだろう。
「本当に助かるよ、あっちこっちみんな断られて・・・」
時々、正直な気持ちを言うお客さんがいて、ウチへの電話が3番手4番手、或は5番手の順番だったと知らされる。
そして、本当の余り物、ゴミの如しって感じの物だったりするのが多いのだが・・・
今回は内容は手付かずなので、俺も嬉しい。
「分かりました、それでは明日朝伺いますのでよろしく・・・」と伝えた。
「か、必ず来て下さいね、待ってます!」
こんなに感謝される出張買取もなかなか無い。
二軍、三軍も悪くないぞ。