2015/05/22
今朝の地元ラジオで知ったんだが、石巻中心部の再開発がとん挫したそうだ。
商工会議所付近の再開発で大きく敷地をまとめてビルを建てて、スーパーを入れて、上層部に災害公営住居と地権者住宅いう計画。
被災地再開発事業として国から５分の４の補助を得られると当て込んでのことだった。
ある商店主地権者が、もともとシャッター通りだったのだから今更であり、個々人が頑張らないといけない、と主張したとのこと。
俺の記憶ではバブル破たん後から商店街活性化が議論されてた。
同時に何度となく準備組合が結成されては計画が挫折してた。
総論賛成各論反対の典型だった気がする。
約３０年前に脱サラした俺は起業した。
そして再開発がきっと始まると信じて、２５年前に駅前のあるビルを借金で無茶買いしたもんだ。
その計画は成就してデパートができた、今は市役所となってる。
しかし俺の方は、デパートができる前に資金繰りが悪化して、手放してた。
あれから２０年経つけれど・・・
デパートも実は撤退して市役所になったのだから、商店街の凋落は眼を覆うばかりだ。
だから、だから深読みすれば、俺はビルを手放したことが今となれば正解だったのだ。
手放さなかったらリサイクルショップもやって無かったろう。
上手くまとまってマンション建築ができてるのもある。
一気にあれもこれも再開発ができるなんて思わないが、徐々には進むんだろう。
多分もう少し経つと、古家が残ってる部分と真新しい部分との市松模様を呈するんだろう。
俺は慌てずとも長期的に便利でイイ街になるのがベストだろうと思ってる。
１０年後は恰好が付いてそうだね。