2015/06/29
中年夫婦が買取の相談でレジに来た。
特に夫は非常に優しそうで下手に出て申し訳なさそうに話す。
妻は夫ほどではないが、似た感じで相談してくる。
ご両親が亡くなって家の片付けをしてるが、捨てるにはもったいない物も有り、それで買取相談をしてる。
家は比較的近くて、ある駅の近くで店から10分くらいだったから俺は見積に行くのを即決した。
20年以上だが30年未満って感じで総二階建、駐車場は軽が1台、敷地いっぱいの建て方。
玄関に新し目の手すりがあったし、家の中のあちこちに新しい材料が見受けられる。
ということは、何年か前に(5年前後くらい?)改築されてる様子・・・
元の家もそれなりに立派だったし、どの部屋も立派で綺麗なのだ。
俺は2人が整理して捨てるにもったい物の中から売れそうな物を選んだ。
「ずいぶん捨てたの・・それでもいっぱいあって・・・でも、幾らかでも引き取ってもらえれば・・助かります」
妻の言葉を聞いて俺も納得できたが疑問も出た。
「こちらの家をどうされるんですか?」
「住むには駐車場が1台だけで・・・減築するのも相当金がかかる割に、それに白アリが出てて・・」
取りあえず片付けをして、その後にどうするかを決めるらしい。
それに2人は仙台市中心部でマンション暮らしをしてる。
わざわざここへ住むとしても、不便さを感じてしまう。
「それに2人では広すぎて」
6LDK、そりゃ広すぎるわね。
俺も同感するが、ただし、解体はあまりにもったいない。
でも・・ね、住むにはいろいろ問題もあるし~~~