リサイクル親父の日記

第85話 気の抜けなかった期間

2015/10/19

経営をしてると突発的なことが起きる。
予想外とか想定外という表現が思い浮かぶが、だから精神的ブレが物凄く大きくなる。
そんな時はイイ面でも悪い面でも自分の枠の大きさが試されると感じる。

精神的な部分と金銭的な財力の両面を測りながらできるだけ立ち向かうのだが、これが思うようにいかない。
ある種の試行錯誤と読みを駆使しながら、好状況を引き寄せるつもりでやるのだ。
しかし限界という現実は俺を凹ませる。

物理的に限界、財力の限界、我慢の限界と複合的に迫ってくる。
これは多分にプレッシャーという表現に集約できる。
プレッシャーで神経が高揚して夜はろくに眠れなくなったりする。

このプレッシャーを目一杯に感じて、それが数ヶ月も続いてた。
良くも悪くも夢うつつ状態なのだ。
淡い期待と興奮と真逆の深刻で暗たんの中に漂ってたんだ。

その混沌がひとつずつ晴れて、だんだんクリアーになってきた。
そうして現実がやはりハッキリと見えた。
現実の恐怖を今度は感じている。